ネット上の様々なサイトに対する考察です


●仕組みによる分類

  1. HTMLのホームページ
  2. Flash(ゲーム含む)
  3. Blog
  4. SNS


HTMLのホームページとは、企業サイト、個人向けのイラスト系のサイト
プログラム講座のサイトなどを想定しています。
多機能で、見せ方にもこだわれるということで、リッチなコンテンツ作成
情報の表現方法にこだわりがあるならこの形式がよいと思います。


Flashサイトは上げては見たものの、例を挙げるとなるとすぐに思い浮かばないですね…
ニコニコ動画、NicottoTown、YouTubeとかもFlashサイトという分類でいいのかなぁ?
企業向けのFlashでの製品紹介というのもありますね。
動きを重視したものを作る場合にはFlashがよさそうですね。
いろいろと部分的には使われていますが、個人用途の一般化された使い方
また、大規模なサイトでの活用など、まだまだこれから発展しそうな気がします。


Blogは今では主流になりましたね。
気軽に書けるというところはよいですね。
ただ、検索性、見せ方、動きなどはつけられないので
情報のみがそのサイトの価値を決定付ける気がします。


SNSもブログと似たようなものですが、他人との関係があるところが違いますね。
Twitterも分類としてはここでしょうか?
ブログの上位互換みたいなものなのでオープンで様々にカスタマイズできるSNSが出たら
面白いんじゃないかなと思います。



●表示部分

  1. HTML,CSS,JavaScript
  2. Flash
  3. Silverlight
  4. WPF

表示部分は以外に選択肢が少ない感じです。
(ブラウザで見るのだからHTMLってことで少なくなるのは当然かもしれませんが)


HTMLに関しては、直打ち、自動生成、ホームページ作成ソフトといろんな手法で
作ることが出来ます。


HTMLが論理構造、CSSはデザイン、javascriptは動きを表現するために使われます。
さらにHTML5ではcanvas要素が追加されたり、videoタグが追加されたりとリッチ
なコンテンツへの対応が進んでいます。


HTMLを主流としたWeb製作は、様々なブラウザ、またそのバージョンに対する対応が
大変な感じがします。またHTML、CSSjavascriptと機能が分かれているのがいいのですが、
逆に自分で自由にフレームワークを作る際にはそれが手間になるような気もします。


FlashFlashを使うか、Flexで作るかという感じです。
Flashは様々なプラットフォームで動き、HTMLより互換性を気にしなくてよいような気がします。
(印象だけで未検証ですが…)
Flexで作れば、クラスを用いて大規模なアプリも作ることもできます。
またxmlを読み込んだりすることで、デザイン、動き、論理構造も自分で好き勝手に
カスタマイズできるように作ることも出来ると思います。
このへんプログラマにとって面白いところです。


下2つはマイクロソフト関係です。
これ!といったアプリがないので、Flashから移行するメリットが感じられないんですよね。
.netで日ごろから開発しているひとは簡単にアプリが作れるのかもしれません。



●バックエンド

  1. Perl
  2. Ruby
  3. PHP
  4. ApacheModule
  5. Java EE
  6. ASP.NET
  7. CMS


バックエンドはいろいろありますね。
言語による分類、フレームワークによる分類なども出来そうです。

さらには、これら言語やフレームワークが動く土台、
Apacheに、IISにするのか、その他のWebサーバーを使うのかというのも
選択肢として存在します。


システムを構築する場合は、CMSを使うのか、各種言語で自分で構築するのか、
各種言語とその言語に対応しているフレームワークで作るのか、
いくつか手法が考えられます。

CMSだと、Plone,Zope,Xoops,Movable Type, wordpressとかが、自分の中ではよく聞きます。



●自分の中でのまとめ
仕組みについては、オープンで多機能なSNSっていうのが今後出てくるんじゃないかなぁと思います。
pixiv,CG,FGとか各種コンテンツ専用のコミュニティサイトは出来てきているので、それらを
繋げるような仕組みという感じでしょうか。
mixiもアプリなどの対応でいろいろ拡張性を考えていておもしろいですね。


表示においてはHTMLで様々なバージョンを管理するのは大変そうですよね。
まぁ、しっかりした企業とかは各バージョン用のHTMLをはくソフトとか,CMSと使っているのかもしれません。


個人的に、そしてプログラマ的な視点で見るとFlashでフルカスタマイズしていくのがすごく楽しいです。
デザインと論理構造をいろいろ考え、それをすぐに公開してみんなの評判を聞くことができる。
プログラムの面白さの原点のようなものがあるような気がします。


バックグラウンドについては、CMSを使えば楽になれるのは分かっているんですが、
そのCMSの発展にあわせていかなきゃいけない、またそのCMSの思想で作らなきゃいけないのが嫌なんですよね。
各種言語のライブラリをあさってくみ上げるのが楽しそうで、満足度も高くできそうに思っています。